KRGの友人が、個人から中古のロードを購入するというのでメンテナンス台に工具、ベアリングチェッカーを首から下げて同伴しました。
中古といっても20万もするので友人が購入後に後悔しないようにと思い、その夜の楽しみにしていた別の友人との食事を断り、都内まで。。。。。
カーボンロードレーサーは、硬い乗り味と定評がある某イタリアブランドのアルテグラ仕様。
KRG: フレームが良くてもホイールがダメなら、安くても5万くらいは必要だよ。
心配していたホイールのベアリングは良好でした。
しかしリアホイールのセンターが左に寄ってます、これはホイールのセンターが出ていないのか
それともフレームのバックが曲がっているのか?
車輪のクイックレバーナットを 手前に引きながらロックすれば車輪はセンターが出ますが、緩めれば左に寄ります。
良く見ると左側のチェーンスティ内側にタイヤが接触し摩耗した痕跡も発見。
車輪を外すとポロリとワッシャが落ちた。
KRG: ん? なんだ? 何かが落ちたぞ・・・・(笑)
フレームエンドの内側にハマっていたカーボンを保護する為の金属プレートが落ちました。
カーボンエンド外側にはアルミ製のリアメカのリプレースエンドが付いているので、ロックナットが
当たる内側に金属プレートを挟むという事は、カーボンエンドの厚みは更に薄くなります。
金属同士でカーボンエンドを挟む形になりますが、内側の薄いワッシャープレートはすぐに剥がれてしまうでしょうね。ロックナットからの応力を支えるにはカーボンの厚みが足りません アウトです。
設計ミスですね。 こんなエンドの薄い自転車の乗り味が硬いって評判って・・・
ちなみに、GIANTのプロぺルやENVIEのリアエンドの設計はこの様になっております。
金属製のリプレースエンドをロックナットが接触する内側にする事でフレーム耐久性を向上させてます。これなら軸受け強度も上がりますね。
いいです いいです。 細かいところですけど。。。
結局友人は、その自転車を買いませんでした 当然ですね。
売り手には気の毒でしたがダメなものはダメなので ブランドで買うのも考えものだと思います。
ブランド名は 言えませんけど・・言ったら怒られちゃうから・・・
でも同じ状況起ると思うよ あの設計じゃ KRG